【ホラコン】兎心の宝箱SP

「ふむ、急いで作っておいて良かった」

そんな中村に目をくれる事なく、博士はポケットからテニスボール程の、真ん中から赤と白に分かれている玉を取り出した。

「なんですかそれ?」

「昨日君が帰った後、とあるゲームをしていてな、形が気にいったので参考にしてみた」

ゲームとかするんだ。

質問の答えには全くなっていないのだが、そっちの方が気になって聞きそびれてしまった。

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