Candy




「そ、そうか……でも一応測った方が」



「…相原くん、私をナメてるでしょ」



「え、舐めて欲しいんか?舐めよっか?どこ?」



「あ、ああ相原くん!!!」



リサちゃんは真っ赤になって怒り出した。



この人、色気むんむんの外見とは裏腹に、意外に純粋でおもろいわ。



「いい加減にしないと、ほんと怒るわよ!」



「お〜やだやだ!怖いねぇ〜」



「もう!……あ、電話」



白衣のポケットに入ってるリサちゃんの携帯から着信音が鳴ると、急いで手に取り隣の相談室へと消えていった。


…って、今どき着信音かい!
いやー、時代に流されなくていいやん!







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