機械人間-ロボット-


行くあてもなく、途方にくれていたわたしに


声をかけてくれたのが竜君でした。


そしてその日からわたしは


森崎家にお世話になることになったのです。


美香子さん、得体の知れないわたしを


快く受け入れてくださって


ありがとうございました。


竜君、こんなわたしと仲良くしてくれて


ありがとう。


森崎家にはほんとうに感謝しても


しきれません。


直接感謝の気持ちを伝えられずに


突然いなくなってしまって、


本当にすいません。


もしわたしの本当の世界で会えたなら、


その時に恩返ししたいと思います。


では…本当にありがとうございました。


―綾瀬 椿―


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