機械人間-ロボット-


「すいません、一つお尋ねしたいんですが…」


「はい。何でしょうか??」


「そちらに綾瀬 椿という人は入院していますか??」


「少々お待ちください。…ああ、昨日事故に会われた方ですね??おられますよ」





居た。


つばきちゃん…


いや、椿。





「本当ですか…??ありがとうございます」


「ご親族の方ですか??」


「あ…友人です」


「そうですか。なにか伝言でも??」


「いいえ、結構です。ありがとうございました」





俺はそう言い、電話を切った。


そして準備を始める。


B市には友達が居る。


そいつのところにでも転がりこむか。


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