機械人間-ロボット-


「あの…また来ます」


「ええ。ありがとう」





俺はそう言って病室を出た。


俺が小さい頃彼女と過ごしたのは


5日間だった。


それと同じ日数眠っているのなら


目覚めるのはきっと明々後日だ。


当日行ってもいろいろと忙しいだろうから


4日後くらいに行こう。


そうすればきっと会える。


俺は自分の携帯を取り出し、


B市に住んでいる友達の所に電話した。





「悪い。1週間くらい泊めてくれないか??」





そいつの答えはYESだった。


俺は4日後、再び病院へ出向いた。


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