最愛 1st…過去
二人の会話 side祐介&えみ
柚月が二階に上がった頃……
「ねぇ、祐介。」
「んー?」
「あの子、何で急に私たちのこと聞いたと思う?」
「ん………何でかな…」
祐介はわからなかった。
「クスっ…鈍いわね、ホントに。」
「え?えみはわかるのか?」
「まぁね。」
「教えろよ!」
「やーよ!自分で考えなさい。」
えみは気づいた。
柚月が恋をしていることに。
その相手も………なんとなく気づいた。
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