最愛 1st…過去
私はしばらくは動けずにいて、やっと足が動き家に入った。
「ただいま………」
「おかえり、遅かったのね?」
ママは台所から私を見ながら言った。
「んー、怜衣と買い物。」
私は用件だけ言って、二階の部屋に入った。
「はぁ……」
まだ………
彼女って決まった訳じゃない………
そう何度も自分に言い聞かせた。
ママが夕飯食べる?って言ったけど、要らないって答えた。
食欲がなかったから、お風呂に入って、今日は早めに寝た。