最愛 1st…過去


起きるなり、


「あ………快斗……」


と呟いた。


「何時まで寝るつもりだよ。しんと怜衣はもう来てるぞ。」


「ん………わかった、今支度する。」


ゆずはそう言ってベッドから出た。


「じゃぁ、下で待ってるな?」


俺はそう言って、ゆずの部屋を出ようと、ドアノブに手をかけた時。



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