幸せという病気




一緒に・・・・・・ってか・・・ここで終わりだ。





一緒に・・・で、切れてるわけ!?




・・・あぁ。





どんな手紙なの・・・。














「ねぇねぇ。でもお兄ちゃんっ。お花をそんなにどうするの??」

「ん?・・・それはねぇ・・・内緒っ」

「えぇぇ~」

「遥が大人になったらわかるよっ」












もうお花摘んであげない・・・。


えぇ~・・・。


・・・ってか、何に使うの?・・・そんなに必要・・・?


当たり前だろ。


・・・じゃあお兄ちゃんがちゃんとこれからも必死になって生きるって言うならあげる。


え?


私の代わりになろうとしてるんでしょ?・・・そんなのダメだよ・・・。


・・・。


そんな事だったらお花あげない。


・・・どうすればいいの。


私の分まで、ちゃんと幸せになって?


・・・。


お願い・・・。


・・・・・・わかった。


ホント?


・・・あぁ。


じゃあ、これからも必死になって生きるって誓って。


・・・生きるよ。


聞こえない・・・。


・・・ちゃんと必死で生きるよ。


絶対だよ??


あぁ、絶対。


じゃあ・・・変な事言いっこ無しだよ?もう・・・。


・・・わかった・・・あのさ、遥・・・。


ん?


もうそろそろ・・・親父の体も限界みたいだから。最後に親父にありがとうって言わない?


・・・うん。
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