幸せという病気
「なんでおまえが病気にかからないか・・・おまえの幸せより、あいつの幸せの方が上だからだよ・・・おまえ、遥といて、幸せなんだろう?でもかからないのは、あいつのおまえといる幸せに敵わないからだよ・・・それほど幸せなんだ。おまえが悲劇に浸ってたってしょうがないじゃん。おまえの苦しみとあいつの苦しみどっちが大きいんだろな・・・?どーせ、傷つくような事言ってきたんだろ?あいつは死なないよ・・・おまえと別れなくても生きていく方法はたくさんあるよ・・・だから泣くな。あいつも泣いてるぞ?・・・好きな人が悲しんでるなら、行って慰めてあげたいって・・・側にいてあげたいって・・・そう思うのは俺だけじゃないはずだよ?俺がその側で支えてやるから・・・なっ?」
武の言葉が身に染み・・・竜司はその後、涙が止まらなかった・・・。
そして武は、ふと過ぎった。
《俺が死ねば、遥の病気が治るかもしれない・・・》
外はもう暗くなっていた。
ストーブの前で武はあぐらをかきながら、ずっと悩みふけ、一方の竜司は遥の事を考えながら街を歩いた。
そして、考え付くした結果を連れ・・・終電ギリギリで遥の病室へと向かう。
遥の部屋は電気が消えていた。
武の言葉が身に染み・・・竜司はその後、涙が止まらなかった・・・。
そして武は、ふと過ぎった。
《俺が死ねば、遥の病気が治るかもしれない・・・》
外はもう暗くなっていた。
ストーブの前で武はあぐらをかきながら、ずっと悩みふけ、一方の竜司は遥の事を考えながら街を歩いた。
そして、考え付くした結果を連れ・・・終電ギリギリで遥の病室へと向かう。
遥の部屋は電気が消えていた。