龍の女神となるべき姫【上】
*下っぱ君side
〔下っぱ君side〕
「「「こんちは!!」」」
俺たちは倉庫に来た総長たちに挨拶した。
ここまではいつも通りだったんだ。
でも、1つだけ違うのがそこに女もいたこと。
風龍に女好きは1人もいない。
それは女の醜さをよく知ってるから。
この人がどんな人なのかは、全くわからない。
でも、総長たちが連れてきた人なら信じられる。
だから俺たちは、
「「「こんちは!!」」」
この女性にも挨拶した。
女性も最初は驚いてたみたいだけど、
『こんにちは』
笑顔で返してくれた。