龍の女神となるべき姫【上】
あれ?亜美ちゃん。
「眠いんですか?」
『うん……』
あー、これは半分寝ているな。
もう外も暗いしね。
「家どこだ?送る」
『ありが……』
……寝ちゃった。
家は全く知らないし、ハッキングすれば空虎と炎虎がうるさいだろうからね。
さて、どうしよっか。
とりあえず、このまま寝かしておいたら風邪ひくからベッドに運ばないと。
幸いベッドはたくさんあるし。
―――ヒョイッ
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