あなたとわたし〜魔法と呪い〜2
玄関からリビングにぬける扉を開けると、やっぱり先生もいて。
そこへ座れと先生の真ん前にクッションを置かれた。
怒ってんじゃん…
「お前…随分と自由人だな。」
絶対!先生には言われたくなかった。
ほんっとに言われたくなかった。
自由人の代名詞みたいな先生には…絶対!!!
「…先生のが…写ったかも…………です。」
「バカッ!!
私がどんだけ心配したと思ってんの!!
もう!恵ちゃんのせいでハゲができそうだったわよ。
どうしてくれんのよハゲたら!!」