あたし、脱ぎます!《完》
彼女がグラビアアイドル?*淳平side*
淳平〜side〜
「いらっしゃいませ〜」
閑静な住宅街にある
深夜2時のコンビニに、
スエット姿の男女が入店した。
小腹でも空いたのか、
プリンやティラミスのコーナーで
何やら相談中。
そんな姿を
俺はレジカウンターの前で
ボ〜と眺めていた。
すると、
先に入店した
不精髭を生やした男が
俺の前に、
雑誌とペットボトルのお茶を置いた。
俺は
「いらっしゃいませ」と
商品の
バーコードを読み取って行く。
お茶150円、
雑誌520円、
「合計670円になります」と伝え、
裏返しになっている雑誌を
ひっくり返した。
……え?
思わず目を疑った。
あまりの衝撃に
そのまま手を動かすことが出来なかった。