引きこもり王子



ピンポーン


あれから、数十分後。
やっと目的のとあるマンションについた。

暑さのせいで満タンだった筈の体力はすでにないといってもおかしくないくらいしか残ってない。


階段を登り、疲れて途中からエレベーターを使って最上階についた。
途中からエレベーターを使ったのは、やはり老化現象のせいか単なる体力不足か運動不足か

そして今、目的のマンションの一室の呼び鈴を押した


どちらにせよ、この前みたいに倒れず無事ついて良かった


とりあえず影に入れたことで暑さは少し和らいで、ゆっくりではあるが体力も回復していってる筈…



だがやはり暑い。
そして汗がひどい。



早く出てこい

そう願いながらドアの前に突っ立っていた
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