秘密なカンケイ

コイツ、分かってて言ってるな〜
負けないもん!

「…と、言うのは冗談で〜逆に新鮮ですよ!!普通に対応してくれるから!あっ、でも芸能人て分かっててなら…さすがNo.3ですね〜!!」

「そんなことないですよ〜!!でもありがとうございます!そう言ってもらえると私も嬉しいです。ところで〜…」


なーんて話反らして別の話題にしたものの

全てがイ・ヤ・ミ・に聞こえるんだよ!!

もぅ逃げたい〜
マネージャー!!
私無理だよ!!
ありえないくらいムカつくんだもん!!

しばらくどうでもいい話題で盛り上がって2人と話していたら

「ちょっとトイレ行ってきます。桃ちゃんトイレどこ?」

「ぁっ、ご案内しますね。りさちゃんお願い」

りさちゃんにおじさんを任せてイチゴをトイレまで案内した

「こちらです」

「ありがとね」

トイレから出てきたらおしぼりを渡さなきゃいけないから
ドアの前で待機。


はぁ〜まぢウザイょ〜
しんどぃょ〜
早く帰らないかな

散々心の中で弱音を吐いていたら

"カチャ"っとドアが開いた


だるい顔つきだったであろう顔から、ニコッと笑顔に変える。

「どうぞ」

「どうも」

おしぼりを無事に渡して席に向かおうとした時ー…


「店も三流ならキャストも三流だな。」


…は?!

「え?」
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