秘密なカンケイ

久々に持つのが嫌になるくらい買った

「美月〜。みーこ疲れちゃったんだけど〜1回家帰るのはナシ〜?」

「イイ大人がなにダラダラ話してるんですか…でも、それ賛成です。さすがに疲れました〜おまけに重いし。タクりましょ♪」

「そーしよ!!わーぃ!!美月よろしくね!!」


そうですね。。

私が誘ったからそうなりますよね。


みーこ先輩が歩道のベンチに座ったのを確認して車道側に少し出た



今は夕方で帰宅ラッシュの時間
高級ショップが並ぶこの通り


タクシーの通は多いけどどれも空車ぢゃない


諦めの空気が漂った時
遠くに見えるタクシーに
『空車』の文字が見えた



やった!!

ラッキ〜♪


私の立っている位置まで100m位だったからスグに手を挙げた



それに気づいたのか、タクシーが車線変更をして減速した

ぁと20m…







10m…












5m…











あと3m…


やっと乗れる!!





……………!!!!
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