秘密なカンケイ

タクシーに乗ってドアが閉まると同時にみーこ先輩が暴れだした

「ん"ー!!!!!」

「あ〜!!ゴメンゴメン!!!口塞ぎっぱなしだった!」

「…ッッはぁー!!死ぬかと思った!!押さえすぎだっつーの!!」


み、みーこ先輩なんか言葉変だけど…大丈夫かな


「運転手さん、とりあえず道なりに進んで下さい。」

「ちょッッ!!勝手に決めないでよ!!私達家に帰るんですから!!」

「ごめんて!!でも俺見て分かるでしょ?ちゃんとタク代払うから、遠回りさせて」


いぇ。昨日までの私なら完全にアナタなんて知りません。


「美月、私は賛成ょ?そのかわり…失礼ですけれどあなたRushの翔斗でしょ?私と友達になってよ」


「み、みーこ先輩??!」

「イィょ〜…ッッて?!え?!」

「なに?恩人の言うことが聞けないの?ちっさぃ男ね。」

「ぁあ?!何わけわかんねー事言ってんだよ!!」


ぅわ〜…キレたょ〜
アイドルがキレましたよ〜!!

「だから私と友達になってって言ってるの!!結婚してくれって言ってる訳ぢゃなぃからイィぢゃん!!」

ぅわ〜!!
こっちは逆ギレだょ〜!!
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