秘密なカンケイ

「ところでみーこサン、ァレ考えてもらえました?」

「んー…まだ悩み中」

「みーこサンなら絶対イィとこまでいけるのに」

「美月、言っても私三十路過ぎてるんだよ?さすがに違くない?」

「そんな事なぃですょ。みーこサン、三十路に見えないですもん」

「お世話でも嬉しいわー。今日コンビニのおにぎり奢ってあげるね!!」

「めちゃ棒読みぢゃなぃですか!!信じてなぃでしょ?!しかもコンビニって(笑)」

“だって営業トークみたいなんだもん!”

続けてそう言ったみーこサンに

しーッッ!!っと人差し指を口に当てて

会話を強制ストップ。
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