秘密なカンケイ

「翔斗。どうゆう事?桃ちゃんと知り合い?」


「知り合いってか、タクシーのあいのり仲間!ね〜?!」


「そうでなんです!!さっき偶然!」


「そうなんだ。」


「…それだけだよ〜?」


若干笑いながら言ってきた翔斗にイラっときた。


「あっそ。」

「なんか怒ってます…?」

「違うし。てかもう1人着かないの?」

「ぁ!!そうですょね!!マネージャー遅いなぁ」

「呼んで来たら?俺コイツと話しあるからむしろ外して貰える?」

「ぇ?あっ、はぃ。ではチョットしたら来ますね?失礼します。」

そう言って待機席じゃない方へ歩いて行ったアイツを見て、すぐに翔斗に視線を移した。
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