秘密なカンケイ


階段を降りてフロアに入ったすぐ横のバックヤード。


大人が3人入れるくらいの狭い小部屋で、パソコンや顧客リストなどの重要な物が多いからマネージャー以外入ることは滅多にない


中を覗くと、またタバコ吸ってる金髪メガネのマネージャーが座ってた


「トントン、お疲れ様です。タクシーきた?」


「まだ。てか今時、口でトントン言う人いないよ?」


「文句言うならドア付ければ〜?どおせ昭和だもん。平成ぢゃないもーん」


「それ言っちゃうと、俺の方が古くなっちゃうからヤメテ。2歳だけだけど〜」


あはは!!

なんて笑いながらタバコの煙を吐く


なんだ〜いつもとやっぱり変わりないや!


私の勘違い?


ぅーん…と壁に寄り掛かりながら考えたら顔の横に手が。
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