秘密なカンケイ

横にあった手が離れていつものマネージャーに戻った。


「桃さん、タクシー来たって。実果さんは斉藤つけて先に出てるから、桃さんも下に降りてタクシー乗って」


「でもっ!!まだ話し終わってない!」


「はぃ、お疲れ様。」


“これ以上話はしない。”とでも言うように、強制的に終った会話。




そのあとバックヤードからグィグィ押されてエレベーターに乗せられた。


「気をつけて帰りなね」


パタンと閉まったドア。



ちょ、ちょっとー!!!
めちゃ気になるぢゃん!



結局何が言いたかったんだろう?


むしろ私に何を言わせたかったんだろう?




とにかく今日のマネージャーは変だったな〜



そのあとみーこサンと合流して斉藤さんに挨拶をして帰った
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