【詩集】Sun Flower〜恋の唄〜

◇名前..girl







貴方に初めて

名前を呼ばれたとき


あたし、

バカみたいに緊張してた。




名前を呼ぶくらい

どうってことない


貴方はそうかも知れないけれど




あたしにとっては

とてもとても

嬉しい出来事だった




今でも貴方に


名前を呼ばれる度に

耳元で囁かれる度に


過剰に反応しちゃうけど




まだ名前を呼んでいて欲しくて


この胸の高鳴りには

気付かないフリをする




だからこれからも


その大好きな声で

その大好きな唇で


あたしの名前を紡いでね?




極上の魔法を


あたしにかけて…――




-end-



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