魔法の言葉~本当にあった恋の話~
♪~♪

突然鳴り出す、携帯電話。



画面には、シンヤさんの名前。



『もしもし?』

慌ててあたしは電話に出た。




『麻美ー!!今日はどうしたん?』


心配して、電話くれたんだ。


『なんでもないよ!!ごめんね』


少し悔しくて、やっぱり強がっちゃう。



『なあ、逢いたくない?』


『え?』


『外、見てみてよ!!』


『え?』



あたしは、玄関を開けた。






目の前には

見覚えのある、白い大きな車。




シンヤさんの車・・・
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