魔法の言葉~本当にあった恋の話~
♪~♪



落ち込むあたしの隣で

突然携帯が鳴り響く。



シンヤさんだ・・・!!



電話に出ると、もちろんシンヤさんの声が響く。



『麻美!!告白の答え、言おうって思って』



『・・・え?!』



『え?!って。

忘れちゃったの?

11月いっぱい悩んで、返事するって言ったじゃん』




忘れるわけないよ。

忘れるわけ無いじゃん!!



『覚えてるし!!

シンヤさんこそ、何も言ってくれないから・・・

忘れちゃったのかと思ってたよ』




『麻美ー!!今、時計見てみ?』

シンヤさんは得意げに言ってくる。


あたしは時計を見ると・・・

時計は、0時5分を指していた。
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