魔法の言葉~本当にあった恋の話~
『麻美!!久しぶりやな!!

もう寝るよな?

こんな遅くにごめんな』


『大丈夫!!どうしたの?』


『一つだけ、言いたい事があんねん』


『何?』



シンヤの告白の答え聞くときみたいに

凄くドキドキしてる自分が憎たらしい。




そして、ナオが口にしたのは





『お誕生日おめでとうな!!』





・・・覚えててくれた・・・の?



『あ、ありがとう!!覚えててくれたんだ?!』


『当たり前やろー!!』


『ありがとう』


『ほな、また連絡するな。

ゆっくり寝ーや?おやすみ!!』







馬鹿。

ナオの馬鹿。





こんなの・・・ずるいよ・・・
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