魔法の言葉~本当にあった恋の話~
悪気は無いってわかってた。


それぐらい辞めたかったって気持ちも

十分にわかってた。



だけどね?

そうしようも無かったんだ。



あたしは

自分が必要ないんだって思っちゃって。




ヒロ君のこの一言が

あたしの中の全てを崩してしまった。




それと同時に浮かび上がってくる

憎たらしいくらいの気持ち。



もうすぐで別れて1年が経つのに

何であたしの心の中から消えてくれないの?




ねえ。




・・・ナオ。
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