魔法の言葉~本当にあった恋の話~
『はい、どちら様ですか?』



で・・・出た!!!!!!!!

声の相手は

年をいってるような女の人。





『あ・・・あの・・・藤野と申しますが。

直彦さんいらっしゃいますか?』



『どちらの藤野さんですか?』



・・・どちらって?

あたしはどちらの藤野ですかね?汗。



『・・・一応、友達なんですが・・・』



『少々お待ちください』




あたし。



友達では無いよなぁ・・・



てゆか、そんなのはどうでもいい!!




心臓、止まるかと思った。




ナオが居る?

ナオに逢える?



ドキドキが止まらない。





あたし、何を話せばいい?





頭の中はパニック状態。





そんな時、玄関を開ける音がした・・・
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