魔法の言葉~本当にあった恋の話~
『道、教えてくれへん?』


『な-!!姉ちゃんてばぁ!!』


何度も呼びかけられる声。

あたしは、周りを見渡すが・・・


明らかにあたししか人は居ない。



恐る恐る後ろを振り返ると




そこには



黒い車から顔を出す

帽子をかぶった男の人が

あたしに向かって微笑んでいた。
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