魔法の言葉~本当にあった恋の話~
1週間が経ち

待ちに待った1日デートの日。

ナオがあたしを迎えに来てくれて

まずは六本木ヒルズに向かった。



あたしからしてみれば

六本木ヒルズなんて大人の場所。

『でっかーい!!』


ヴィトンやらなにやら・・・

高いものばっかり。


『うーん・・・

高くて買えないよぉ』


『麻美にはまだ早すぎたかな。

俺が今度買ってやるからな』


『わーい♪』


実際見るものなんかほとんどなくて

何も買わなかった。

ただ、手を繋いで歩いてただけ。


それが何よりの幸せだったんだけどね。




『麻美!!何か飲もうか?!

俺、のど渇いたわ』

そう言って、あたしにパンフレットを渡す。



『んー・・・どうしようかなぁ』


全然知らないお店ばっかりだ。

何処にしよう。



『何処でもええよ♪

あ、でも。

煙草吸える所がええかも?笑』


申し訳なさそうに言うナオがまた可愛い。



『わかった!!

じゃあここは?』

【豆乳カフェ】

『おし!!じゃあそこに行こうかぁ』




ナオは豆乳抹茶と抹茶パフェ。

あたしは豆乳ココアにチョコパフェ。




凄く美味しそう!!!!
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