不良狼×不良娘

強制彼女

とりあえず広場に来たあたし。
｢はあ...｣
ため息をついた束の間。
｢おめー生意気なんだよ｣
...??
｢ぐはっ...うっせーな...｣
游喜の声・・・
もしや.あいつヤられてんのか??
様子を見に行くとやっぱり...
｢情けねーわ游喜の奴｣
そう言ったあたしは、游喜をボコっている奴らに一発とび蹴りをくらわした。
｢お前ら男のくせに、ガキみてーな事してんじゃねーぞぉ゛!?!?｣
｢いってー!!お前誰だよ!?!?....ま....まさか｣
｢そーだよ。文句あんのか?｣
奴らはあたしの顔を見て去っていった。
｢だから嫌なんだよなー｣
あたしがつぶやいたやさに。
｢葵羅....お前...｣
｢あ??あたしはあんな奴らが嫌いなんだよ。游喜を助けてやった訳じゃねーからな｣
そう言ったあたしに游喜はほほ笑んだ。
か...かわいい...♪笑
｢そんな事わかってる。ありがとな。てかやっと游喜って言ってくれたな｣
あっ!!無意識に・・・
｢あっうん｣
｢結構素直じゃねーか。可愛い奴め｣
か...かわいい???
｢なあ葵羅...｣
そういってまた近づいてくる。
その時あたしは逃げすらしなかった。
｢あれ？逃げねーの？まあいい。そっちのほうがいいな。｣
な...何がだよ...
｢ゆ...うき??｣
｢葵羅...俺の女になれ｣
....!!!?
｢はぃぃ??誰があんたのっ!!｣
なに言ってんだコイツ!!
｢いーじゃん？はいって言わなきゃお仕置きな??｣
｢ぅっ.....｣
｢ほら、言えよ｣
コイツ、ぜってーSだし!!
｢分かったよ。別に游喜の事好きってわけじゃねーから!!｣
ふっ。游喜は笑った。
｢今に見てろ。葵羅に俺の事好きって言わせてやるよ｣
...。
｢できるもんならやってみろ｣
｢ほんと可愛げのない奴｣
｢なっ...｣

そんなこんなで游喜の女になってしまったあたし。
どうなる....!!!!?笑