君になりたい。


「泣くなよ」

「ど…どーしよー」

アタフタしはじめるわたしたち。


そんなとき確かに聞こえたんだ。


小さな声だったけれど。



ありがとう

って優花ちゃんの小さくて儚い感謝の言葉が。
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