君になりたい。

｢つかさー勉強やんなくていいの？
てか今日まだ誰がメシ作るの手伝うか
決めてねぇーじゃん｣

その健斗くんの一言にみんな動きが止まる。


｢…わたしまだ勉強終わ｢ひよりもだぞ｣

呆気なく健斗くんに遮られ逃げ道を失う。

｢うっし
じゃぁ始めんぞー｣

勝手に戦闘モードに入りだす健斗くんに今度は、わたしが苦笑いしたのは言うまでもない。