君になりたい。

その返答にちょいとムカついたから、洗剤の泡を一輝くんに投げてやった。

そんなコト予想してなかった一輝くんは、顔で見事に泡をキャッチしてくれた。

「…プッ…」

「ひよちゃん?」

必死に笑いをこられているわたしに、状況を理解した一輝くんがあの悪魔の笑みを見せながら、わたしを呼んだ。
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