君になりたい。

「やっばー
絶対2人に怒られるよ〜
行こっか
ひよりちゃん」

そう言いながらポンとわたしの手に化粧品を置いて、香奈ちゃんはレジへ向かった。

一向に動こうとしないわたしに、お金を払いながら早くーと叫ぶ香奈ちゃん。


一体誰のせいだよと心の中で呟やいて、わたしもレジへ向かった。
< 33 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop