君になりたい。

買った化粧品を香奈ちゃんに渡しながら外に出ると、渉くんの姿が見えなかった。


どーして…

わたしが年上の面倒を見なきゃいけないの…

てかみんなマイペースすぎる…


「渉くんー
帰るよーー」

精一杯の声を出して渉くんを呼んでみる。

だ け ど
しばらく待ってみるも返答がない。
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