君になりたい。

「…なに??
勉強の時間……まだでしょ??」

途中欠伸をしながら健斗くんにそう伝える。

ヤバい…
眠い……

再び睡魔が襲ってきたので寝ようと視線を健斗くんからずらしたとき、ふと時計が目に入った。

「………えっーーっ!!
11時!?ヤバい朝ご飯!!
てかなんでもっとはやく起こしてくんなかったの!!」

時計を見た瞬間そう叫んだわたし。

かなり自己中だ、うん。
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