君になりたい。


「健斗くんの言ってたコト
ホントだったんだね」

あれからささっと支度をし健斗くんと外に出た。

そして田んぼの前を歩きながらわたしが発した言葉に、健斗くんの足が止まる。

「どーかした??」

「…俺の言葉信じてなかったわけ?」

そうめっちゃ睨みながら言われた。

「アハッ…」

笑ってみるも、眉間にシワが寄ったまま。

ヤバいね、うん。
怒らせたね、完璧に。
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