君になりたい。

んー……
なんてゆーか…
その……

ちょーレトロなお店。
看板、手書きだし。


しばらくボケーッとお店を眺めていたら、健斗くんに《はやく来い》と言われ、慌てて入口へと足を運ぶ。


「いらっしゃい…って健斗くんじゃないか」

「どーも」

店内に入るなり聞こえてきた声。

その声の主に頭を下げながら返事をする健斗くん。
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