君になりたい。

「もしかしてここ
健斗くんのバイト先!?」

席に座ろうとした瞬間、急にわたしが大きな声を出したので健斗くんはビクッとし、他のお客さんからは冷たい視線を浴びる。

「…今更?」

そして少し薄ら笑いをしながらそう言う健斗くん。

でも今はそんなの気にならない。
お客さんの視線も。

「やっぱり!?」

そう言ってわたしは席に座った。
< 70 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop