君になりたい。

その先には必死に逃げてる優花ちゃんと、その優花ちゃんを追いかけてる男の子が居た。


「これ…どっからどう見ても
優花ちゃん危ないよね!?」

「…あっオイ!!
ひより待て」

わたしは言い終わると同時に優花ちゃんを助けようと、走りだした。

それを止めようとする健斗くんの声。
だけど今のわたしには届かない。

助けなきゃ…

その一心で優花ちゃんの元へ駆けた。
< 81 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop