【短編】ねぇ…私を見て?
気づいたら、泣きながら眠ってたみたいで

泣きすぎて痛くなった頭を抱え


起き上がると、外はすでに暗くなってた。



今…何時だろ?




そう思いながら携帯を探していると


暗闇の中でチカチカ光る携帯を見つけた。




携帯を開くと


"新着メールが一件あります"


その文字をクリックすると…


また涙が溢れた。




『苦しい…切ない…』




とうとう溢れ出た気持ちを抱えるように


携帯を握り締めて泣き続けた。




"明日、会って話したい事がある"




とうとう、その日が来ちゃったんだね…。



お姉ちゃんと幸せになってなんて言えない。



そんな事、思う事すら出来ない。



ごめんね…こんな酷い私で…。




だけど…優しいルーくん。



ずっと傍に居てくれたから…。







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