女番長
「遊びでもよかった…。龍のそばに、ただいたいだけだったの。」
美紀ちゃんの顔は、本当に大切な人を想っている顔だった。
「美紀ちゃん、あたしもそれは一緒やから。龍のそばに、ずっといたいから。」
すると、美紀ちゃんはあたしをキッと睨みつけた。
「私はあなたを許さない…!私があなたに龍をとられたように、私もあなたから龍を奪い返してやる!」
そう言って、美紀ちゃんは屋上から去っていった。
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