パパと半年の記録


「あ、お母さん見えたよ。頑張って練習して来てね」


「はーい、さようなら」


「さようなら、気を付けてね」


「はーい」




先生の家から出て、ママの車に乗り込む。





「今からおじいちゃん家行って書類書いてもらってそのまま病院行くね。悠は行かないって」


「うん。いいよー」





おじいちゃんとはママの方のおじいちゃん。パパの家の方は、あまり親戚付き合いがない。

その逆に、ママの方の親戚はみんなすっごく仲良しで、おばさんやおじさん達も、外孫の私と悠を凄く可愛がってくれる。



特におじいちゃんは、私が初孫だったために小さい頃からすごく可愛がってもらった。







今は内孫がいて、5人の孫のうち一番下に初めて男の子が生まれて、その子が可愛くて仕方ないようだ。






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