パパと半年の記録
12月25日
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クリスマスの零時過ぎ…
パパの体調が悪くなり、急遽病院へ行くことになった
私が付いて行こうか?とママに言うと、平気と答えた。
そして、悠を独りにするのは心配だからと言った
「診察が終わったら連絡してね」
私はそう言って車庫まで見送って、車が見えなくなるまで手を振った
ママから連絡があったのは午前二時半頃……
パパの入院の知らせ…
ただ大したことなさそうだった…
だから安心してたのに…
朝の十時から車校行って勉強してた
五時過ぎに帰るとママは仕事から帰ってきてた。
「パパのところ、三人で行こうか」
そう言った
私は車校から帰ったばかりで、面倒くさいと感じながら「なんでー」と問いかけた
けどそこで気付く
「パパ、どうかしたの?」
「…あんまり良くないんだって。先生から今、連絡あったの」
一瞬背中が冷えた
その後ママは誰かと電話してた
「あの、毅さんがまた入院することになりまして…それで、先生から話すことがあるそうなので、もしお時間があるのなら来ていただけないでしょうか…時間はまだ決まっていないんですが……」
私はママの横にいたのだが、何故かママはそこで言葉を切って私に背を向けた
嫌な予感がした……
「もう、治療が出来ないかもしれないから、覚悟してくださいとだけ……」
実感が沸かなかった
だって昨日まで笑ってたのに…
ママに、本当に?と聞くと、ママは努めて明るくと言うか、普通に言っていた
だから私も初めは、そっか…とだけ言った
クリスマスの零時過ぎ…
パパの体調が悪くなり、急遽病院へ行くことになった
私が付いて行こうか?とママに言うと、平気と答えた。
そして、悠を独りにするのは心配だからと言った
「診察が終わったら連絡してね」
私はそう言って車庫まで見送って、車が見えなくなるまで手を振った
ママから連絡があったのは午前二時半頃……
パパの入院の知らせ…
ただ大したことなさそうだった…
だから安心してたのに…
朝の十時から車校行って勉強してた
五時過ぎに帰るとママは仕事から帰ってきてた。
「パパのところ、三人で行こうか」
そう言った
私は車校から帰ったばかりで、面倒くさいと感じながら「なんでー」と問いかけた
けどそこで気付く
「パパ、どうかしたの?」
「…あんまり良くないんだって。先生から今、連絡あったの」
一瞬背中が冷えた
その後ママは誰かと電話してた
「あの、毅さんがまた入院することになりまして…それで、先生から話すことがあるそうなので、もしお時間があるのなら来ていただけないでしょうか…時間はまだ決まっていないんですが……」
私はママの横にいたのだが、何故かママはそこで言葉を切って私に背を向けた
嫌な予感がした……
「もう、治療が出来ないかもしれないから、覚悟してくださいとだけ……」
実感が沸かなかった
だって昨日まで笑ってたのに…
ママに、本当に?と聞くと、ママは努めて明るくと言うか、普通に言っていた
だから私も初めは、そっか…とだけ言った