孤高の金髪ウルフ
「うちの学校なんだ?変なとこで逢うよね。」


そう言って、ふんわり笑う。


笑った顔が、凄く可愛い。


「隣のクラスの小林さんだよね?

こんな所で何してんの?」


思わず、どうでもいい質問を投げかけた。


「学校行っても暇だから、刺激を求めに来たって感じ?」


手に取ったサンプル用のコミックを手に取って、パラパラとページをめくる。


「私も…かな。」



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