孤高の金髪ウルフ
「ねえ、いつまでここにいんの?」


何していいか分からない感じで、キョロキョロと大きな瞳を動かしながら、稀良が小さく聞く。


「学校行けば?」


それに、うざったく答える私。


「ふっ……。」


そんな私達を見て、笑った。


「あたし、小林 真乃。宜しくね。」


綺麗にメイクされた色気を持つ瞳で、私達を横目で見た。



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