孤高の金髪ウルフ

スリル

コミック何冊か鞄に入れて、真乃を見ると、真乃も私を見てた。


お互い頷く。


稀良は、一人キョトンとしてる。


そして『せーの』で走って店を出ようとした時だった…。


店員さんが声をかけてきて、振り切ろうとしたけど、稀良が捕まった。


「羽美ちゃん!」


振り返った時、もう一人の店員が私の腕を掴んだ。



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