孤高の金髪ウルフ
その言葉を言い放った後、開いてる書店に入った。


通学時間を過ぎたのに関わらず、ポツポツと人がいた。


「羽美ちゃん。」


稀良が小さい声で囁く。
そんなん無視して、中へ入って行く。

コミック売り場に行くと、うちと同じ制服を着た女がいた。

「何か、アイツ見た事有る。」


茶色より少し明るい茶色の巻き髪で、派手目のメイク。


少しヤンキーな感じの女。


確か……隣のクラスの…小林 真乃(コバヤシマノ)だ。



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