せめて最期まで抱き締めよう。





分からないよ。

分からない。

だって君はね




―――――――もぅ、心がないんだから。





今僕はこうして

真っ白に積もった雪の上で

君の手を握り

抱き締めているんだ。











< 2 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop